育メンのためのアドバイス ―妊娠8ヶ月

妊娠8ヶ月

出産に備えて子宮の張りが頻繁になる。体型の変化で熟睡できないこともあるだろう。こむらがえりや足のつりが起こるので、長旅はさけゆっくりと動こう。長時間立ち続けないようにして、疲れたら横のなろう。赤ちゃんの脳の発達のため、亜鉛、ビタミンB群、葉酸を摂るように意識しよう。十分に水分補給しよう。

32週目210日から216日

身長は30.5㎝、体重1700gに成長している。赤ちゃんが、どのあたりにいるかは微妙に違うだろう。胃を圧迫するくらい上にいる場合も、骨盤を圧迫するほど下にいる場合もある。

脂肪がついてくるとともに、赤ちゃんの体の色は赤みがかった透明から、ピンクっぽい半透明にかわり、体重は今の2倍近くになる。便秘に悩むお母さんは、フルーツやたくさんの水分を摂ろう。但し、紅茶はNG。紅茶には便秘のもとになるタンニンが含まれているからだ。足やお腹の痛みが増したりするので、サポート効果のあるストッキングを履いて、痛みを和らげるよう心がけよう。

33週目217日から223日

起きている時の赤ちゃんは目を開き、寝ている時の赤ちゃんは目を閉じているようになる。目の色素沈着は完成していないので、今は出世後に関係なく青色を している。手の爪が最終的な位置まで伸びてきている。もし今週生まれても、外に世界に適応して、ほとんどの病気に耐えることができる。妊娠期間中、お母さんは 赤ちゃんに抗体を供給し続けている。

胎児はこの抗体によって、病気や感染症から守られている。ほとんどの医師は、旅行を控へるよう助言するだろう。出産に備えて血液が更に増加し、体重が1~2㎏増える人もいるだろう。予定日まであと1ヶ月。

34週224日から230日

体重は約2100g。男の子の精巣が、所定の位置まで下がる。赤ちゃんが、骨盤あたりまで移動するかもしれないが、人によるだろう。頭が重いので、頭を下にして子宮の底にいるほうがおさまりがいい。妊娠中期には2%程度だった皮下脂肪は、出産時には12~15%になるだろう。

月周期では1週間を7日、4週間で1ヶ月とするので、生まれるまで40週10ヶ月かかる。実際は妊娠していない2週間が含まれるので9.5ヶ月だ。お母さんの体内血液は4㍑から5.5㍑に増える。出産すると、子宮から胎盤がはがれるため出血が予想される。

血液不足にならないように水分をたくさん摂り、鉄分、カルシウム、銅、ビタミンKを補給しよう。赤ちゃんの降下によって(セトニングあるいはライトニングという)胃や心臓への壓迫感が減り、呼吸が楽になるだろう。

しかし膀胱は更に圧力がかかるために、トイレの回数も増え、失禁してしまうこともあるだろう。子宮が10㎝開くと、赤ちゃんはそこを通れるようになる。鉄分を摂ろう。鉄分は出産後の4ヶ月間に使われる。母乳やミルクには、十分な鉄分が含まれないためだ。

35週目231日から237日

発育の最終段階だ。皮下脂肪が蓄えられる。予定日近くになると、胎盤は2500g近くにもなる。しかし胎盤自体の重さは700g弱だ。

1800gは胎盤に含まれる血液だ。お母さんの基礎代謝率は、普段より25%もアップする。つまり栄養分を、エネルギーに変換する効率が、25%も良いわけだ。この時期は体の血液の1/6が子宮に集まっている。羊水は、子宮の収縮による圧力から胎児を守ることと、胎盤から胎児へ送られる血液の流れが、悪くな ることを防いでいる。最後まで羊水は赤ちゃんを守ってくれている。

格言

子どもは育てられる必要はない。子どもは育つものだ。 Buffy Sainte-Mari

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