アメリカは軍事力を行使するのか

米朝戦闘シミュレーション

戦闘開始緒戦で圧倒的装備の米韓日連合の前に壊滅的打撃を受け、生残した軍事基地での抵抗戦になるが、武器弾薬の貯蔵が底を付き軍は降伏する。金親子は早々に中國もしくはロシアへ逃走することにあるであろう。しかし進駐占領した米韓軍の目前に現れるのは800万人を超える、一般市民と見分けがつかないテロリスト集団なのである。

行進の待機中の朝鮮人民軍の女性兵士
すべての予備役が抵抗戦を展開するとは考えにくいのは当然である。多くの北朝鮮國民は朝鮮労働党いや、金正日の独裁体制に嫌氣が指していると見方のほうが有力のようだ。しかし金正日の側近に近づくに連れて現在でも待遇はよく、忠誠心も高い。

北朝鮮人民の身分

北朝鮮では「成分」という身分制度があり、大きく 3 つに分かれている。これは 1958 年から 60 年にかけて行われた党中央指導事業で不純分子を肅正、パージすることが目的であった。その後は金日成政権を維持するための「人民管理」手段として維持されている。


第1成分は「核心階層」と呼ばれ、金日成側近、革命遺家族を頂点に朝鮮戦争の戦死者遺族、朝鮮労働党員、榮譽軍人などである。第2成分は「動搖階層」で忠誠心が比較的低いとされる人民で解放後の労働者、中農出身者、手工業出身者などである。最後が「敵對階層」で地主出身者、解放後の入植者、越南者家族、カトリック信者、日本からの帰還者などである。これらがさらに細分化され 51 に分かれているという。

朝鮮半島では親戚関係を「寸」という尺度で表す。我國では「親等」にあたる。幹部文献とよばれる、履歴書と思想実勢評定書を合わせたものには8寸までの縁戚関係が明記され、その中に第 3 成分がいれば、出世は絶望的、第 2 成分が含まれていても、第 1 成分者に先を越されることになるという。

一方、護衛司令部や労働党中央委員会護衛部第六処などは第 1 成分者ばかりではなく、第 2 成分、能力が優秀であれば第 3 成分から引き上げて要職につかしている。これは思想教育を徹底した体力、知力優秀者を待遇のよいエリートに仕立てることによって、より金政権に対して忠誠心の高い集団を創るためと言われている。

テロリストを占領する困難

米韓軍の占領をうけては現在の地位を追われる、または第 1 成分としての特權を奪われる人々は徹底的に抵抗するであろう。また特權階級として今まで多くの一般人民を搾油してきた人々も占領は受け入れないであろう。また若者は捏造された歴史教育、反米反日半南教育を純粋に信じており、AK 銃を隠し持ったテロリストとして米韓軍兵士を恐怖に陥れるであろう。

そうした老若男女が 800 万全員ではなくとも 10 分 1 の 80 万人いたとしても大変なことになる。その他 12 万 7 千人の特殊部隊や約 6 万人の護衛隊は徹底抗戦をすることが濃厚である。つまり我々にとっての北朝鮮の脅威は核ミサイルはもちろんであるが、そうした物質面ではなく彼らの思想なのである。徹底的に抗戰を続ける一般人民と見分けのつかないテロリスト達なのである。

かれらは米国連合、自由資本主義連合を堕落した人民と考えてる。実際現在の日本民族と比べれば北朝鮮民族のほうが質素でかつ、間違った思想とはいえ誇り高く、國家への忠誠心(國家と言えるかは議論の余地があるが)は概ね高いのではないだろうか。彼らは義務とはいえ年間数百時間の兵役をこなし、準戦時体制の中、生活しているのである。

兵役と軍事訓練の義務

男女を問わず 14 歳から銃の撃ち方、迫撃砲の発射の仕方を教わり、60 歳で引退するまでその訓練をしている。日本人の中学生、高校生と相対して格闘すれば 100 人が 100 人がやられてしまうであろう。日本の男は北朝鮮の女性にも歯がたたないのではないだろうか。

しかし彼らにはなく、我々にあるものがある。それは自由だ。先にも述べたが北朝鮮人民は我々を堕落した人間と思っている。彼らは堕落することは死ぬことなのである。堕落した人間というレッテルを貼られた時点でパージの対象となり、朝鮮的には 3 代にわたって死ぬことになる。

つまり自分自身が自由に振舞うことが先ほど説明した幹部文献通じて、子々孫々親戚にまで災厄をかけることになるのである。だから彼は堕落しないのである。ある男女が不倫の末心中などとなれば、双方の家族子々孫々親戚縁者がその日から「不穏分子」となり、第 3 成分者として社会の底辺で生活しなければならない。

自由を發信するこのブログでは北朝鮮人民へ「墮落」の良いもんだということを訴へていきたい。「墮落」することが許される社会、「墮落」する自由がある、自分が「堕落」しても、子供や親戚縁者に多大な迷惑をかけない(少しはかけるが…)社会もいいもんだと言う事を訴えたい。

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